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2014年2月2日 - 2014年2月8日

2014年2月 7日 (金)

ソチオリンピック

 間もなく、ソチオリンピックが開会する。混迷の90年代の後、プーチン政権の元「強いロシア」復活に向けて歩んできたロシアにとって、これほど誇りになるイベントはあるまい。

 北京オリンピック程ではないが、今回のソチオリンピックでも人権問題は騒がれた。分離独立を求めるイスラム教徒の弾圧は中国と同じだが、特徴的なのは同性愛者を弾圧していることである。少年のシャツをまくっていかかわらしい行為をしたプーチン大統領が言えた義理ではないように思うのだが、ともかくも欧米諸国が同性愛者の権利擁護に動いているのとは対照的な国策に、先進諸国からの非難が集まるのも無理からぬところだ。

 現在のロシアは、名目上は民主主義国だが、実質的には独りのツァーリによって支配されている国と言わざるを得ない。ヒトラーがベルリンオリンピックの成功を利用して権力強化を行ったように、今回のソチオリンピックも強権支配の強化に繋がるのではないかとの懸念は拭えない。

2014年2月 5日 (水)

「365日24時間死ぬまで働け」は撤回ですか?

 居酒屋チェーン「ワタミ」の創業者である渡邉参議院議員が、従業員の過労死認定について「一生の悔い」などと発言していたことが明らかになったが、案の定世間は本心からの発言ではないと見ている。当たり前だろう。遺族とはまともに話し合いをせず、「金が欲しいのか」などと発言したという噂もある。何より、「365日24時間死ぬまで働け」を撤回したという話は聞かない。

 恐らく、渡邉議員のこの発言は来るべき「ブラック企業」狩りに際し、自社だけがブラック企業として叩かれないための布石だろう。実際「ブラック企業だと叩くのではなく、変えることが必要」という発言もしている。この点については私も同感だ。ブラック企業を叩くだけでは問題は解決しない。ブラック企業が有利になってしまう現在の市場競争の仕組みそのものを改革する必要がある。労働者の生活や健康を十分に保全した状態ではじめて企業は競争のスタートラインに立つ資格を持つ仕組みを導入すべきだ。

 もっとも、労働市場改革ではブラック企業が手を染めてきた違法行為を合法化するという話もあるから、渡邉議員もいつ元に戻るか分かったものではない。渡邉議員が政治家として信用されたければ、行動することが重要であろう。今回の発言が、単に「個別企業に責任は無い」という方向に向けるためのものであったとすれば、更なる批判の声が上がるのは必至ではないか。

2014年2月 3日 (月)

恵方巻き

 節分には、すっかり恵方巻きが定着した。かつては専ら豆だったが、最近では恵方巻きの方が手に入れやすい。商魂逞しい人々の意志の勝利である。

 私が大阪大学に入った2005年頃には大阪では個人商店や一部のコンビニで売っていたものだが、まだ定着した行事とは言えない状態だったから「なんだこれは」と思った記憶がある。その後の全国的な展開は一気呵成と言うべきで、コンビニで恵方巻きを置いていないところを見かけなかった。

 商業主義が音頭を取ったのはバレンタインデーにおけるチョコレートと同じだが、チョコレートの方は「友チョコ」とか「義理チョコ」とかなんやかんや言っても男女関係云々という話になるのに対し、恵方巻きにはそうしたリスクもない。自分の食べる巻きずしを自分で買っても何の問題もないし、人の目を気にする必要もない。このあたりは、チョコよりもハードルは低かったのではないか。

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