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2014年6月1日 - 2014年6月7日

2014年6月 5日 (木)

六四天安門事件から25年

 昨日は六四天安門事件から25年の節目の日にあたる。未だ中国では天安門事件という単語自体がタブーであり、訪中した際に「天安門事件」で検索してみたが見事にブロックされていた(ただし、天安門事件に関する中国国外の情報にアクセスすること自体はそう難しくなかったが)。

 中国は相変わらず「共産党の党天下」だが、思えば25年前は「もう一つの中国」である台湾も中国国民党の一党支配であった。しかし、その後の両国の歩んできた道はあまりにも対照的だ。

 台湾政府が民主化を求める人々と向き合い、無血のまま民主化を成し遂げて今に至っているのに対し、中国共産党は民主化を求める人々を銃と戦車で弾圧して今に至っている。この違いは大きい。

 究極には指導者が自国民の将来性を信じているか、民主化の過程での混乱をも見据えて行動できるかにかかっているかではないか。台湾民主化の扉を開いた蒋経国総統は「民主化の過程で混乱はつきものだ」と述べており、多少の混乱を経ても民主化を行うという信念があったように思うし、それは李登輝総統も同じであった。ひるがえって、大陸では相変わらず「民主化すると混乱する」ということが言われており、大陸の指導者の方が総じて「官僚的」であるように見えてならない。

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