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2014年3月 1日 (土)

PM2.5

 今日から春だが、あまりいい春とは言えなさそうだ。中国大陸から汚染物質が飛んでくる。

 もともと、発展途上国は環境規制が緩いところが多い。我が国も水俣病やイタイイタイ病など、多くの公害病を出してきた暗い過去がある。しかし、経済発展とともに公害対策に力を入れてきた。しかし、中国は「世界第二位の経済大国」になったにもかかわらず、未だに金儲け優先である。

 中国の環境汚染問題は中国でも問題になっているが、漏れ聞こえてくるところでは日本でいうところの市区町村レベルで争いになった程度で、かつての水俣病や四日市ぜんそくのような国内で大問題になったという話は聞かない。中国政府の報道管制もあるだろうし、汚染をまき散らす企業と地元自治体・共産党幹部の癒着もあるだろう。

 かつて、日本の公害問題はマスコミとともに野党や労働組合が重要な役割を果たした。何しろ、高度成長期の自民党は公害問題に取り組むと企業の成長を阻害すると思い込んでおり、「カドミウム米は気合で食べれば問題ない」などと暴言を吐くほどだったからである。この点、「労働者への配分は企業の成長を阻害する」と今なお同じようなことを言っているのが気がかかりだが、ともかくも中国には野党は存在しない。

 となると、この環境汚染問題も結局のところは中国の民主化が進むかどうかが解決にとって重要になるということは間違いなさそうだ。

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