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2013年12月1日 - 2013年12月7日

2013年12月 7日 (土)

ネルソン・マンデラ元大統領死去

 アパルトヘイトと闘い続け、遂には南アフリカ共和国大統領にまで上り詰めたネルソン・マンデラ元大統領が死去した。人種差別との戦いに人生を捧げた偉大な大統領として、記憶されることになるだろう。

 アパルトヘイトはなくなったが、今なお南アフリカでは貧富の格差は大きい。治安の悪化もあるし、HIV等性感染症の拡大も問題になっている。公的に差別する制度が無くなったからと言って、ただちに社会全体が上手くいくわけではない。

 粘り強く戦いを続けた精神を見習っていく必要があるのではないか。ご冥福をお祈りしたい。

2013年12月 5日 (木)

秘密保護法の成立が確実に

 秘密保護法が参議院を通過し、成立することがほぼ確実になった。これだけ内容について政府内ですら見解の相違が多い法律が簡単に通過してしまうことに、いささか恐怖心を覚えないではない。

 現実には、この法律が適用されて処罰されるということはほとんど起こらないだろう。この手の法律は国民の「抑制」が真の目的であるからだ。「物言えば唇寒し何とやら」という時代になるのではないか。

 既に、大手のマスコミは数十年前から政府与党の問題を暴き立てるということをしなくなっているが、これは沖縄返還密約事件が影響していると言われている。あの事件は毎日新聞の西山太吉記者が国家公務員法の「そそのかし」に問われたのだが、最高裁で有罪となつたこともあって、新聞記者の活動を委縮させる効果はその後も存続していると言われている。

 昨今の秘密保護法の議論の中で西山記者は国家権力と闘った英雄にされてしまっている感があるが、裁判で「ひそかに情をつうじ」と話題になったとおり、人妻である蓮見喜久子外務事務官と性的関係を結んで情報を持ち出させていたのは事実であったから、取材手段の点で問題がなかったとは言えまい。

 今後、実際に秘密保護法違反に問われた被告人の公判でこの法律が「憲法違反」ではないかと争われる可能性は高い。実際には裁判所が違憲として無罪判決を出したとしても、被告人は職を失い長い法廷闘争で消耗し、人生は破たんしていることだろうが、争う人は出てくるのではないか。裁判官の良識が問われることになる。

2013年12月 3日 (火)

訪韓日本人の減少に思う

 あの「韓流ブーム」が嘘のように訪韓日本人は大幅に減少し、韓国の観光業界は悲鳴を上げているそうだ。大統領から国民まで、国を挙げて「反日」にまい進している以上、こうなるのは当然の結果だと言える。

 この点、日中関係は緊迫しているように見えても、両国の首脳は冷静であるように思われる。チキンレースが続いているが、両国とも利益を考えていずれしかるべきところに落ち着くだろう。しかし、韓国との関係はそれより難しい。「利益」以上に「感情」の問題が大きいからだ。感情がメインである以上、妥協するのは簡単ではない。

 日韓ともに、若い世代になると相互交流が盛んだから、世代が変われば関係も変わっていくだろう。現在韓国の中心になっているのは日本と断絶し、反日教育でしか日本を知らない世代である。しかし、まだ時間がかかるに違いない。

 この10年ばかり、日本では韓国は一種の「ブランド」であった。ある意味、韓国の送り出してきたものに乗せられた感がある。韓国観光業界も、それに乗って安易なビジネスをしてきた感は否めない。

2013年12月 1日 (日)

博物館の説明に思う

 最近は博物館も展示方法や説明に工夫を凝らすようになった。無理もない、あの国立科学博物館すら国立から外され、客を集めて稼がなければ存続が覚束なくなっている。地方の博物館の中にはもともとやる気がなかったのが更にやる気がなくなり、展示物が破損してもそのままにして、僅かにプラネタリウムなどエンターテイメント的な施設を稼働させることで家族連れが「遊べる」施設になってしまっているところも少なくない。

 一方、展示方法を工夫して「大人でも楽しめる」博物館になっているところもある。国立科学博物館はこのタイプで、展示方法や展示物はアメリカやイギリスの自然史博物館にも劣らないものになっている。常設展示だけでなく、特別展も魅力のあるものが多く、大人向けの年間パスポートもよく売れているという。

 それなりの規模の博物館の特別展では、音声ガイドが貸し出されているのが一般的だったが、最近ではタブレット型端末を利用して音声だけでないガイドを行うケースも珍しくなくなってきている。確かに、情報量は格段に増えているのだが、実際にそのような展示を見に行くと、ああいう案内装置も考え物だと思う。

 参観者は、当然ながら展示物を見ながら案内を聴きたい。当然だろう。しかし、混んでいるときに添付物の前で何分も説明を聞かされるとどうなるかと言えば、混雑に拍車がかかることになる。イヤホンを耳に入れた人たちが展示物の前から動かないのである。これに加えて、タブレット端末で説明を見るようになると、列は更に伸びることになる。

 加えて、最近ではきちんとした順路や列を博物館側が作らず、「空いているところから見てください」とやっていることも多いが、これはもう展示側の職務放棄だろう。

 博物館には展示や説明の充実だけでなく、きちんと展示物を見ることができるような運営にも気を配ってもらいたいものだ。特に恐竜など、子供が詰めかけるようなネタの時には特にである。

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