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2013年8月4日 - 2013年8月10日

2013年8月 9日 (金)

長崎原爆の日

 本日は長崎原爆の日である。今のところ、長崎は最後に核兵器が兵器として使われた地である。多くの被爆者にとって、その最後に使われた地というのが永遠に続いてほしいとの願いは当然のとこであろう。

 としても、開閉器廃絶への道は遠い。日本の周辺諸国を見れば、むしろ核武装を強化しつつあるというのが実情である。冷戦は二十年前に終わったと言われているが、それはヨーロッパ中心の観点であって、極東地域では今もなお冷戦は続いている。事実上の鎖国をづける北朝鮮はともかく、それ以外の共産圏と西側諸国は少なくとも経済的な結びつきや交流は活発であるが、享受する自由には大きな差がある。軍事力をもって周辺諸国への影響力を行使するという手法は、今なお主流だ。

 長崎は私も好きな町である。家族旅行、修学旅行、転勤先からの旅行と何度も行ったことがあるが、長年に渡り諸外国との窓口だったこともあって異国情緒に溢れている。しかし、街を歩くとそこかしこに被爆地としての影を引きずっている。今日一日、長崎は平和への祈りに包まれるだろう。歴史の中で、その祈りが無に帰さないことを信じたい。

2013年8月 7日 (水)

謝罪報告の必要があるのか?

 先の参院選で東京都選挙区から無所属で当選した山本太郎参議院議員が18歳年下の妻と三箇月で離婚していたことを隠していたことを会見で謝罪した。公職者と雖も、果たしてこのような謝罪会見までする必要があったのだろうか。

 確かに、政治家は全人格が問われるものだ。それはバッジを付けた人は言うに及ばず、公職の候補者になろうとしたときから一般人とは異なる基準が適用されることになる。ある意味、プライバシーについてはタレントと似たところがあると言える。私は私生活上の乱れた部分が別段なかったこともあって、むしろ酒を飲んで遊ばないことの方が人格的に問題があると言われたくらいだが、遊ばないことを好ましくないと感じるか好ましいと感じるかどうかは有権者次第だ。しかし、それも評価基準にはなるようではある。

 山本議員が出会って一箇月で結婚し三箇月で離婚したことを公表していなかったことも、実際に選挙前或いは選挙中に公表されていたとしたら、多少は変化があったかも知れない。しかし、そうした私生活上のプライベートな部分について、わざわざ公表しなかったことを謝罪する必要があるのかと言うと、疑問に感じる。

 政治家と言えどもプライベートはある。結婚したからと言って、全ての政治家が円満な結婚生活を送れるわけでもなかろう。不倫をしていたとか畜妾していたとかであれば一般通念に照らして不道徳な行為であるから非難されても仕方がないが、単に配偶者と離婚したことが悪であるとは思われない。それを公表しなかったからと言って、謝罪する筋合いのものではないのではないか。

 一般に知られたくないこととしては、病気が挙げられる。癌を公表して最後まで政治活動を続けた山本孝史参議院議員のような人もいることはいるが、一般的には知られたくないことだから隠すか積極的に公表しないのが普通だ。それを「隠していて申し訳ありません」と謝罪会見をしたという話は聞いたことがない。

 タレントであれば、私生活の切り売りも商売の方法としてはアリである。離婚した話をマスコミに取り上げてもらうことで知名度アップを狙う例は枚挙に暇がない。山本議員が政治家ではなく普通のタレントだったとしたら、謝罪会見もアリだったかも知れない。しかし、政治家としてはする必要のない謝罪だったのではないか。

2013年8月 5日 (月)

日本前首相鳩山大陸謝罪之旅

 昨年の総選挙で衆議院議員を引退し、続いて民主党を離党した鳩山元首相は度々中国を訪れて中国共産党の指導者に接見してもらっている。引退したとはいえ「元首相」が中国寄りの発言を続けてくれることは中国政府として悪くないことだ。「元指導者は中国の言い分を受けて入れている。だから、日本の現指導者も受け入れろ」という宣伝に使える。

 鳩山元総理は総理大臣在任中から度々中国寄りの言動を続けたことで国内外の民主党政権に対する不信感を高める結果を招いた。このことが民主党政権の寿命を縮めた一因になったことは間違いない。首相退任後も中国政府の言いなりのような発言を続けており、古巣の民主党からも「鳩山氏の発言は党の見解とは異なる」という事実上の絶縁宣言を突き付けられる始末となった。

 国内で孤立を深める鳩山元総理はますます中国にすり寄るだろうし、中国政府が都合のいい人物として鳩山元総理を持ち上げ、宣伝に使うことは目に見えている。鳩山元総理は中国の市民層にはも「親中派」として評価されているし、日中関係が良好だった鳩山政権時代を懐かしむ声すらある。しかし、あの「日中蜜月」は中国側に日本側が無条件で譲歩するかのような誤ったメッセージを送ったことによるものではなかったか。あまりにも不自然な「日中蜜月時代」であった。中国政府に民主党政権がちやほやされた代償は大きく、自民党政権になった後も日米関係も完全に修復されたとは言い難い。

 政府与党が鳩山氏の言動を批判するのは当然のことだが、民主党としても鳩山元総理を批判しなければならないだろう。そうしなければ、民主党は「反省がない」と見られ、安全保障や外交での見識不足は相変わらずだと国民の信頼を更に失うことになりかねないからである。

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