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2013年3月24日 - 2013年3月30日

2013年3月29日 (金)

最優先すべきは一票の格差是正だ

 一票の格差是正を行わないまま執行された昨年の総選挙について、各地で違憲判決が相次ぎ、中には選挙そのものを無効とする判決を出す裁判所まで現れた。日本の歴史を見ても「違憲」判決すら少なかったから、これはもう異常事態と言える。

 一票の格差是正は国会で審議されてきたものの、常に「定数削減」と抱き合わせにされたことが是正を阻んできた。「一票の格差是正」を大義名分にしながら「議員定数の削減」を抱き合わせにすることで「議員の数を減らして改革をやった」と宣伝したい与党と、与党の得点がそのまま野党の失点となる以上反対する野党との調整がつかず、昨年はそのまま総選挙に突入してしまった。言わば、「改革をやったふりをしたい」ことが重大な違憲状態を生じさせてしまったと言える。

 議員定数が多いか少ないかは議論のあるところだが、その定数をどうするかは基本的には政策的判断だ。ある程度は政治的判断が許容される余地がある。しかし、「一票の格差」は憲法上の重大問題で、これを同列に扱うということ自体が常軌を逸している。この二つは重みが全く違うのだ。

 まず行われるべきは一票の格差是正だ。そのうえで違憲状態にある衆議院を解散し、改めて合憲状態で選出された議員により定数是正が必要ならば定数是正を行えばよいのではなかろうか。一票の格差是正が政争の具にされていることは、憲法の平等の精神を没却する重大問題である。我々国民の側も、議員の数を減らした増やしたというだけで「改革が進んだ」云々と短絡的に見ないようにすることも必要なのではないか。

2013年3月27日 (水)

中国共産党ジョーク

 中国共産党幹部の多くがスイス製の高級ブランド腕時計を着用していることが話題になっている。例えば、兪正声中央政治局常務委員は4320万円のパテック・フィリップ社製の最高級品を愛用していると指摘されてしまった。

 そこで、中共中央は釈明のためこんな声明を発表することにした。

 「みんな中国製だ。中国共産党幹部は国産品を愛用している」

2013年3月25日 (月)

我孫子市教育委員会内申書事前開示について

 内申書の記載ミスが相次いだ問題で、我孫子市教育委員会は高校受験に際し作成される内申書を事前に開示する方針を決めた。教員の書く「総合所見」は開示しないというが、将来的にはこれらも開示した上で生徒側の言い分も記載して高校に提出するような制度作りが必要であろう。

 日本では職場の評価も含めて本人に「開示しない」ことが当たり前ではある。しかし、こうした慣行が妥当かと言うと、私は妥当とは考えない。なぜならば、秘匿された状態の「評価情報」について、評価される側が何らの異議申し立ての機会もないというのは問題であると考えるからだ。

 米軍の場合、上司は部下に対する評価を部下に提示する。そのうえで、部下はその評価に対して同意するかしないか、そうしたものを付す。本人が同意しているかどうか、あるいは異議を述べているか、これは評価情報そのものを客観的ならしめるのに有効である。同時に、評価者の恣意的な評価を避けることもできる。

 特に「内申書」は「閻魔帳」と同視され、何を書かれるかという恐怖心で生徒を縛ったり、教員の理不尽な暴力等を問題にできない要因ともなってきた。体罰やいじめについても、教員のご機嫌を損ねると内申書に響くと言われて告発を我慢したのは私だけではない筈である。

 事前開示のシステムについてはこれから整備していくべき課題であろうが、事前開示という手法そのものを行うことについては大いに評価されてよいことと考える。

 

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