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2013年12月25日 (水)

トルコ中央政界汚職事件

 「賄賂万国共通」と言った友人がいたが、この言葉は真理だ。今なお、賄賂が無ければ国がまともに運営できない国は珍しくない。賄賂を授受しなくとも権力を使って便宜を図ったりする汚職は何処の国でも後を絶たない。それでも、腐敗の程度と言うものはある。

 トルコでは閣僚の親族の大規模汚職事件が摘発され、子供を逮捕された経済相と内相が辞任する事態となった。ともに潔白を訴えてはいるが、長期政権ともなればあちこち腐敗してくるのは何処の国も同じだということだろう。

 特にトルコは公正発展党のエルドアン政権が誕生して以来、急速な経済成長とともにヨーロッパとイスラームの中間という立ち位置を活かして外交的にも存在感を増してきていた。それだけに、与党幹部の元に集まる権力は大きい。経済発展の過程では韓国も台湾も汚職が続発した。意外と思われるかも知れないが、台湾も韓国も軍事政権時代にはあまり大規模な汚職は起きていない。トルコも、経済発展とともに「汚職大国」になりかねないところである。

 もともと、公正発展党は貧富の格差や不正によって苦しむ中低所得者層をバックにしてイスラームを掲げて成長してきた政党である。それだけに、トルコ国民の失望は大きいのではないか。

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