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2013年2月17日 (日)

ロシアに隕石が落下

               

 ロシアに直径17メートルと推測される隕石が落下し、甚大な被害が発生していることが徐々に明らかになった。恐竜を絶滅させた(厳密には恐竜の一部である鳥類は生き残っているが)隕石が直径10キロと推測されているのでそれに比べれば小さなものだが、それでもNASAによればヒロシマ型原子爆弾の30倍に相当するというのだから凄まじい破壊力だ。十数年前に公開された「ディープ・インパクト」「アルマゲドン」を思い出した方も多いのではなかろうか。

 今回は人口密集地に落下しなかったが、モスクワやサンクト・ペテルブルグなどの人口密集地に落ちていたら壊滅的な被害を引き起こしていた可能性がある。何より、現在の技術では「巨大隕石」は探知できてもこのレベルの大きさの隕石は探知できないという。北朝鮮の核・ミサイル実験ですら、事前にイージス艦やPAC3を配備する時間的余裕があったが、隕石落下にはその時間もない。

 「何処に落ちるか分からない」という点で、隕石は人類共通の脅威と言える。映画のように宇宙の果てに宇宙船を派遣して破壊措置を取るのは夢物語としても、警報システムなどは検討されてよい。技術的に見ても、弾道ミサイル探知技術や偵察衛星の技術など、日本の安全を高めるに理のある技術開発も少なくない筈だ。

 また、46億年前に地球を作ったのは隕石であった。今回隕石の破片が広範囲に渡って散乱しているという報道があるが、この隕石の破片から新たな科学的データが得られることになろう。自然科学の面からも、大いに注目されることになるのではないか。

               

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