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2013年2月 1日 (金)

韓国がロケット打ち上げに成功

 韓国が初の人工衛星搭載ロケット「羅老」の打ち上げに成功した。今や韓国製品は世界中で使われており「技術国家」としてはいささか遅い感もあり、実際にはヨーロッパや日本の技術を導入してようやく打ち上げに成功したと言われているが、少なくとも韓国が宇宙開発の分野で歩を進めたことは確かだ。衛星打ち上げビジネスはアメリカ、ロシア、ヨーロッパに続いて日本もH2Aロケットで参入を進めているところだが、韓国が国ぐるみでバックアップして衛星打ち上げビジネスに参入してくる日が来るかもしれない。

 ロケット技術はそのままミサイル技術につながる。もともと、ロケットと大陸間弾道ミサイルは共通の祖先から進化した「双子」と言うべき存在であり、だからこそ北朝鮮が「ロケット」と言い張ってもミサイル実験として警戒せざるを得ないわけだが、これで韓国も弾道ミサイルとは無縁の国ではないということになった。既に巡航ミサイルや対空ミサイルの開発実績もあり、大々的に世界中にセールスしている国である。さすがに「大量破壊兵器」扱いされる弾道ミサイルをセールスして歩くような真似はしないだろうが、武器開発の面でも技術力をPRする機会にはなる。

 今回の発射にあたってはロシアから技術者を招いて開発にあたっている。まだまだ消化して「自国の技術」にするには時間がかかるだろうが、ともかくも自国開発のロケットを打ち上げることができるようになったという政治的意義は大きいと言えるのではないか。

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