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2012年8月5日 - 2012年8月11日

2012年8月11日 (土)

韓国大統領の竹島訪問

 韓国の李大統領が竹島を訪問し、自国領であると高らかに宣言した。韓国では政権末期になると毎度のように「反日」が叫ばれるが、現実主義をもって発足した李政権もその例外ではなかったようだ。

 もっとも、竹島問題は日本側にも大きな責任がある。長らく韓国政府をまともに批判せず、問題そのものがないような態度を取り続けてきたことだ。「弱腰外交」「土下座外交」を続けていれば、相手国が「勘違い」するようになることはもっともである。北方領土や尖閣でも、同じような状態になりつつある。玄葉外相は駐韓大使を一時帰国させる意向を示しているが、不快感の表明はもっと早くに行うべきであった。それでも、具体的な行動に出た事については評価しても良い。

 中国大使に関しても交代させる可能性が出てきているが、こちらは定例人事異動に関連させて「更迭」にはしないという。とんでもない話だ。こうした態度を取り続けることは、相手国に誤ったメッセージを送ることになる。竹島の実効支配を喪失しているという事実を、日本政府はもっと厳粛に受け止めるべきだ。竹島を喪えば対馬が危なく、対馬を喪えば九州あたりもどうなるか分からない。

2012年8月 9日 (木)

いじめっ子をぶちのめせ?

 奔放な言動をもって鳴る橋下大阪市長が、いじめ対策について「いじめっ子をぶちのめせ」と提案している。無論、腐っても法律家のはしくれではある以上、子分の区長のように「殺害」までは容認していないようで、あくまでも厳罰を持って臨むということらしい。確かに自殺者まで出ている以上、いじめを行った側を厳罰に処するのは正義に叶っているように見えるだろう。しかし、これは実は稚拙な手段である。

 まず、「いじめ」はどのような組織でも起こり得るものだし、人間関係上完全に零にするのは難しい。つまり、露見した場合はいじめた側にとって運が悪かったと言う事になるが、「厳罰」が待っているとなれば、むしろ組織は全力で隠蔽することになるだろう。これは、一連のいじめ騒動で学校や教育委員会や自治体が取ってきた態度を見ていれば明らかだ。

 次に、いじめる側の陰湿なやり方に思いを致す時、彼らがむざむざ厳罰になるような真似をするとは思われない。例えば、いじめられる側をじめているように「見せかけ」ておいて、上からの「厳罰」によって傷め付けるという手を使う可能性は十分にある。私自身の経験で言えば、小中学校でいじめを行っていた首謀者はどちらかと言えば成績優秀者であり、クラスの多数をまとめ上げ、いじめられる側を「悪者」に仕立てていたものであった。つまり、厳罰化はその事実認定や手続きによって、十分に攻守が逆転してしまい、本来ならば救済されるべき側が悪者として傷め付けられることになる危険性を孕んでいるものと言える。

 また、「恨みの連鎖」は一方当事者を「ぶちのめす」だけで断ち切れるものでもない。そもそも、市長がそんな品格に欠ける言動をすることも好ましくない。ご再考をお勧めしたい。

2012年8月 7日 (火)

疑問符の付く広島の平和宣言

 昨日8月6日は、1945年に広島に原爆が投下された日である。広島では平和を祈る式典が行われ、多くの国内外の人々が戦争と核兵器の惨禍を思わずにはいられない一日であったろう。

 しかしながら、平和宣言をはじめとする広島から発信されるアピールには、いささか疑問を感ぜざるを得ないものが目立つ。既に昔から、核兵器や戦争に関しては兎角にアメリカを非難しアメリカと同盟観にある日本を非難する一方、日本を火の海にすると公言していた北朝鮮や中国、旧ソ連の軍拡に関しては批判を手控えていたことが指摘されていた。今夏については、広島と福島を同視し、原子力そのものを悪と捉えている感すらある。

 確かに、広島で起きたことは悲劇であったし、現在福島で起きていることは悲劇であることに間違いはない。しかし、広島と福島の惨禍は全く異なるものだ。福島で起きたのは天災と災害対応が後手に回った結果引き起こされたものであり、人災の面が強いにせよ政府も東電も福島の人々を皆殺しにしようと欲したわけではない。これに対して広島への原爆投下ははじめから都市と住民を抹殺することを意図して行われており、違いは明らかだ。

 戦争放棄や平和を唱えるだけで平和を維持することができないのは歴史が証明しているところだが、原子力の全面放棄を叫んでみたところで日本国民が石器時代に戻るわけにはいかない。代替エネルギーが電力需要を賄えるようになるまでは相当長期間かかるであろし、火力発電についてはCO2排出の問題がある。かといって電気を使わない生活を強要すれば産業と国民生活の破綻を招くのは必至だ。平和を叫ぶだけで平和が生まれるどころかむしろ独裁国家に付け入らせる隙を与えて来たように、原子力の全面放棄論もまた同様の結果を招来するのではないか。

 

 

2012年8月 5日 (日)

オリンピック・ジョーク

 地上でオリンピックが盛り上がっているのを見て、悪魔が神様にオリンピック種目で勝負を挑んだ。

 「我が天国チームに勝てるわけなかろう。メダリストや有名選手はみんな天国にいるのだからな」

 「おいおい、審判がみんな地獄にいることを忘れてるんじゃないか?」

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