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2012年8月19日 (日)

「中京維新の会」?

 愛知県の大村知事が「中京維新の会」を立ち上げると言う報道があった。大村知事は否定しているようだが、「大阪維新の会」を意識したものであることは確実で、いささか「維新」のインフレという感がある。

 一足飛びに経済状況が好転するわけはないのだが、この10年余りの日本国民は甘い言葉に飛びついては騙されるというパターンを繰り返してきた。「民営化」も「政権交代」も、国民に激痛を与え続けてきたのみならず日本そのもののクオリティを落とし続けているのだが、にもかかわらずその路線を更に推し進めることを公言している橋下市長に熱烈に支持を送る国民が少なくない。是非はともかくそれが事実なのだから、勝つために民主党も自民党も橋下大阪市長に近づくのに懸命である。

 もともと、大村知事も名古屋市の河村市長も橋下市長には近い思想・手法の持ち主であり、道州制云々では連携していたし、支持する人もおおむね似たような思考パターンであることが多い。としても、橋下市長の方が国民へのPR能力と言う点では抜きんでており、これに便乗したいと言う気持ちになるのも「勝つこと」を考えればわからなくはない。政策的にも近いから、節操がないと言い切ることもできない。しかし、どうしても「安直」の感は免れない。

 それにしても、大村知事は「日本一愛知の会」という地域政党を既に率いているわけだが、そちらはどうするつもりなのだろうか。

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