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2012年4月27日 (金)

小沢一郎被告に無罪判決

 強制起訴された元民主党代表の小沢一郎被告に対して、26日に東京地方裁判所が無罪判決を言い渡した。

 市民感覚から言えば、小沢元代表は「限りなく黒に近い灰色」であり、だからこそ検察が起訴を断念した後も「市民感覚」をモットーとする市民の司法参加制度によって強制起訴に持ち込まれたわけである。しかし、そこは刑事訴訟であり、民事訴訟以上に厳密な手続きと証拠に沿って行われる。刑事訴訟のプロである検察が起訴を断念した事件であるから、弁護士が検察官役をつとめて起訴したとしても、有罪に持ち込むことができるという見方はそもそも多くなかった。

 これを受けて民主党における小沢元代表の復権が本格化しそうで、役職停止処分の解除などが見込まれる。と、してもやはり「市民感覚」から見れば金銭感覚は異常としか言いようがない。政治はイコール法ではない。法の解釈と適用が厳格さを求められるのに対して、良くも悪くも民主主義国の「政治」はイメージやムードが先行しやすい。こうした点で、市民常識と余りにも乖離している小沢元代表の金銭感覚は、無罪判決を得たとは言え胡散臭い目を向けられることを免れないであろう。 

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