« 日本が先進国から転落する日 | トップページ | 東郷健元雑民党代表の死去に思う »

2012年4月19日 (木)

尖閣買います

                  

 東京都の石原知事が、現在尖閣諸島を所有している民間人から都として尖閣諸島を購入する意向を明らかにした。現在の所有者も前向きな姿勢を示している。

 国は長らく二束三文で「借りて」いたわけだが、所有者が民間人ということは、契約自由の考え方としては中国政府のダミー会社が買う事もできてしまうわけだから、日本の公的機関が買う事は領土の保全のためには意味のあることであろう。

 もっとも、尖閣諸島と東京都との間には何の関係もない。都として何のために買うのかも明確ではない。尖閣諸島を東京都が買ったとしても、あくまでも行政上の区分は沖縄県になるわけで、東京都にはならない。かつては、領土の売買と言うのは割合とよく行われていたことで、有名なところではアラスカがロシアからアメリカに格安で売却された例がある。買った時には「無駄な土地を買った」「ジョンソンの白クマの楽園」などと罵倒されていたが、石油がは発見されるとともにその価値は見直され、やがてアメリカの戦略上も重要な土地となった。

 としても、国家が他国の領土を買うのと、自治体が土地を買うのでは意味が異なる。やはり、こうしたものは国が買い上げることが必要ではないか。

« 日本が先進国から転落する日 | トップページ | 東郷健元雑民党代表の死去に思う »